ハンドル周りの取り付け

続いてハンドルが前輪に対して垂直になるように調整します。



現段階ではまだハンドル・ステム単体が前輪と独立して左右に動くので、この時点で前輪を目安にして位置を合わせます。

私がやるこの位置を合わせる方法は、まず右目をつぶってステムを見ながら頭を右から左に動かします。

このとき、ステムのボディの向こう側にタイヤを重ねて見ながら頭を右→左に移動させることで、ステムに対してタイヤがどのように重なって隠れていくかを見るわけです。

同じように左目をつぶって同様のことをして、左右でステムにタイヤが隠れる角度などが同じかどうか見ます。

このようにして前輪に対してハンドルが正確に垂直になるように調整するのです。

前輪に対してハンドルが垂直になったら、ステムの位置を固定してしまいます。



ここのボルトも1本しかないものと2本あるものが存在します。

2本の場合は、上下のボルトを少しずつ交互に締め付けます。

このボルトのネジ山にもグリスを薄く塗っておきましょう。