フロントフォーク取り付け
written by らんぼー
1. フロントフォーク取り付けフロントフォークをフレームに取り付ける作業を解説します。
今回使うパーツは
・フロントフォーク
・ヘッドパーツ
今回使う工具類は
・下玉押し圧入工具(またはそれに順ずるもの)
今回の作業には「下玉押し圧入工具」という専用の工具を必要とします。
しかし私はその工具を持っていないため、他のもので代用します。
作業をされる方は、専用工具を使用するか、代用する場合は自己責任で作業していただきますようよろしくお願いします。
まずはヘッドパーツを用意します。
最近のMTBに採用されるヘッドパーツには大きく分けて2種類あり、圧入式のヘッドとインテグラルヘッドがあります。
圧入式のものは横から見るとキノコのような形をしているパーツが上下2つあり、それをフレームのヘッドチューブに圧入します。
ヘッドパーツ外径がヘッドチューブ内径よりも太くなっており、手ではめることは不可能です。
よって専用工具を使って無理矢理押し込むかたち(=圧入)で取り付けます。
一方インテグラルヘッドはフレーム側にカートリッジベアリングを取り付ける台座がすでにあり、そこにカートリッジベアリングを手ではめ込みます。
よって取り付けには専用工具を必要としません。
画像真ん中の2つのパーツがカートリッジベアリングです。
画像左から右に向かって、下から上に取り付ける順番になっています。
インテグラルヘッドは数種類の規格が存在します。
基本的な構造はどれも同じですが、規格別でわずかな寸法違いなどがあり、それぞれに互換性はありません。
インテグラルヘッドパーツを新たに購入する場合は、よく調べてから同じ規格のものを購入しましょう。
ちなみに今回使用するインテグラルヘッドはMTBなどに多い「ゼロスタックタイプ」のものです。
ピストっぽくてカッコイイ!